なぜ社内起業家を育成することはできないのか?

企業の最大の課題として、 社内で優秀な管理者を育成することはできますが、社内起業家を育成することはできません。

ビジネス=主(0から1を創りだす)、マネジメント=従(1を10にする)ですから、ビジネスはトレンドを創り、マネジメントはトレンドを安定・効率化します。

企業は右肩上がりのビジネストレンドを創ってマネジメントすると、安定・効率的に成長しますが、右肩下がりのビジネストレンドではいくらがんばってマネジメントしてもトレンドを変えられません。マネジメントは右肩下がりのビジネストレンドの角度を和らげることしかできないからです。

よって社内起業家がいないとドンドン先細りになっていきます。社内では、どうやって逃げ切るかが暗黙了解になっていきます。

なぜ社内起業家を育成することができないかと言いますと、既存組織で若手・中堅社員が社内起業することは、絶望的に不可能な環境があるからです。

社内起業前の課題として、新規事業が失敗した責任を決裁者がとらないといけないため新規事業の稟議書が通りません。また、本社と社内起業組織は、文化が絶望的に違うため、本社の人事考課、給与体系、管理が邪魔になります。

社内起業後の課題として、本社のコンプライアンス、コーポレートガバナンスという責任が足かせとなります。社内起業が軌道に乗ると、本社から現場を知らない役員が来て邪魔をします。

社内起業を成功させるポイントは3つあります。

・社長の超強力なトップダウン組織
・社長直下の新規事業組織
・起業できる人材。

新規事業を軌道に乗せる確率が高く、長期的に成功し続ける起業家を育てるために効率的なロードマップの目安として27歳までに組織でビジネスマンとしての基本スキルを身に付け(マナー、仕事の姿勢、組織力学) 、34歳までに起業するための知識を学び、実践と試行錯誤によってスキルを習得し、 41歳までに新規事業を立ち上げることです。

組織で経験を積み、組織力学を身体感覚で理解すると、マーケティングスキルと組織マネジメントスキルを高いレベルで身に付けることができます。

マーケティングスキルはターゲットをリアルにイメージできるかが勝負のカギを握ります。

後輩や同僚、先輩、上司、決裁者等の各世代の男女の価値観や人間像を、組織の根回し、稟議書という形で身体感覚で身に付けることができると、法人向けでは、お客様の社内稟議書がどこでボトルネックとなるか理解でき、営業スキルが高くなりますし、個人向けでは、各世代の男女の価値観、生活感がリアルに理解でき、商品開発、プロモーションのスキルが高くなります。

組織マネジメントスキルは部下として不条理に感じた経験、組織で不条理に感じた経験をすることで、自分がリーダーになった時、部下の育成、組織ビルディングについてのビジョンが見えるようになります。

OkinawaCG流のリーダーシップ開発プログラムは社内起業家を育成するためのプログラムでもあります

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【参考】

マネジメント信仰が会社を滅ぼす』深田和範(新潮新書)

2022-これから10年、活躍できる人の条件』神田昌典(PHPビジネス新書)